H&B.Kニュース

健康・美容法

2017.09.29

【乳がんは怖くない!/前篇】乳がんってどんな病気?

H&B.K運営事務局

  • ラインで教える

「乳がん」の検診率を知っていますか?
実は、日本の乳がん検診の受診率は約4割と先進国の中では低い受診率になっています。

乳がんは他の部位の癌と比較すると5年生存率が90%以上と高く、予後の良い癌と言われています。
また、早期発見もしやすい部位ですので、検診や自己触診などで早い段階で見つける事もできます。一方で乳がんは早い時点で全身へがん細胞が広がりやすい特徴も分かってきています。

定期的な健診で、乳がんの早期発見・早期治療をすること大切です。

そもそも、乳がんとは

乳がんとは、乳管から発生し「乳管がん」と呼ばれているものと、小葉から発生する「小葉がん」があります。他に特殊な乳がんがありますが発症率は低く、「乳管がん」の発症率が多いです。
※乳管がん、小葉がんは、乳がん組織を顕微鏡で検査して区別します。

乳がんは『しこり』として見つかる前に、乳房の周りのリンパ節や、遠くの臓器(骨、肺、胸膜、肝臓、脳など)に転移して見つかることもあり、乳がんの種類や性質によって、広がりやすさ、転移しやすさが大きく異なっています。

どんな症状?

■乳房のしこり
乳がんが進行すると腫瘍が大きくなり、注意深く触ると指で「しこり」に触れられるようになります。ただその、「しこり」がすべて乳がんであるわけではありません。
他の病気、例えば乳腺症、線維腺腫、葉状腫瘍などでも「しこり」の症状は出てきます。
※葉状腫瘍はまれな腫瘍です。線維腺腫に似た良性のものから、再発や転移を起こしやすい悪性のものまで実にさまざまです。乳がんとは異なりますが、「しこり」が気になる場合は専門医に診てもらいましょう。

■乳房のエクボなど皮膚の変化
乳がんが乳房の皮膚の近くに達すると、エクボのようなひきつれができたり、乳頭や乳輪部分に湿疹や爛れができたり、時にはオレンジの皮のように皮膚がむくんだように赤くなるなどの症状が出ることもあります。また、乳頭の先から血の混じった分泌液が出ることもあります。
乳房のしこりがはっきりと分からないが、乳房の皮膚が赤く、痛みや熱をもつ乳がんは「炎症性乳がん」と呼ばれます。炎症性乳がんのこのような症状は、がん細胞が皮膚に近いリンパ管の中で増殖してリンパ管に炎症を引き起こしているために現れると言われています。
痛み、むくみや腫れといった症状は乳がん以外の病気でも起こるので、詳しい検査をして乳がんであるかどうか調べる必要があります。

■乳房周辺のリンパ節の腫れ
乳がんは乳房の近くにあるリンパ節である、わきの下のリンパ節(腋窩リンパ節)や胸の前方中央を縦に構成する胸骨のそばのリンパ節や鎖骨上のリンパ節に転移しやすい特徴があり、これらのリンパ節を乳がんの「領域リンパ節」と呼びます。腋窩リンパ節が大きくなると、わきの下などにしこりができ、リンパ液の流れがせき止められてしまうため、腕がむくんできたり、腕に向かう神経を圧迫して腕がしびれたりする症状が出てくることもあります。

■遠隔転移の症状
乳がんから転移した臓器によってさまざまな症状が出ます。しかし中には、症状がまったくない場合もあります。
領域リンパ節以外のリンパ節が腫れている場合は、遠隔リンパ節転移といって、他臓器への転移と同様に扱われています。
腰、背中、肩の痛みなどが持続する場合は骨転移が疑われ、日常生活で負荷がかかる部位に骨転移がある場合には骨折を起こす危険もあります。
肺に転移した場合は咳が出たり、息が苦しくなるといった症状がでます。
肝臓に転移した場合、症状が出にくいですが肝臓が大きくなると腹部が張ったり、食欲がなくなったり、痛みや黄疸が出ることもあります。

乳がんの発生要因は?

乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっていると言われています。
つまり、体内のエストロゲン濃度が高いこと、そして経口避妊薬の使用や、閉経後の女性ホルモン補充療法など、体外からの女性ホルモンが追加されると、乳がん発症のリスクが高くなると考えられています。
さらに、体内のエストロゲン濃度が維持されている期間が長くなるほど、ホルモン受容体陽性の乳がんの発症リスクが上がると言われています。
また、妊娠や出産経験のある女性に比べて、経験がない女性は乳がんの発症リスクが高くなり、初産年齢が遅いほどリスクが高いとされています。
これは、妊娠・出産を契機に乳腺の細胞が悪性化しにくい細胞に分化するためと考えられている為です。また、授乳経験がない女性に比べて、授乳経験がある女性や授乳の期間が長い女性は乳がんの発症リスクは低くなっています。

生活習慣では、飲酒習慣や喫煙により、リスクが高くなることはほぼ確実と言われていますが、その一方、閉経後の女性は運動によって乳がんのリスクが減少する傾向があると言われています。

H&B.K新着ニュース

プロフィール

H&B.K運営事務局

公式SNS

  • facebook
  • Twitter

お問い合わせ

お問い合わせフォーム: https://www.h-bk.jp/sys/contact/
  • ラインで教える