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健康・美容法

2017.08.19

もしかして若年性更年期障害?

西條弓子(にしじょう ゆみこ)/漢方専門薬局・管理薬剤師

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こんにちは

新潟市中央区の漢方専門薬局 西山薬局・薬剤師のゆみこです。

 「更年期」って女性の一生のうちのいつ頃かご存知ですか?

更年期は思春期と同じく、誰にでも訪れるもので、

更年期は閉経の平均年齢約50歳前後、およそ45~55歳を「更年期と言います。

更年期を迎えると、女性の卵巣機能が低下して女性ホルモンの分泌が少なくなります。

女性ホルモンは、妊娠・出産だけでなく自律神経や免疫機能、脳や細胞の働きなどとも深い関係のあるホルモンです。

そのため、更年期に入って女性ホルモンの分泌が少なくなると体のあちこちに変化が現れます。

あまり変化を感じなく過ごせる方も多いのですが、この時に出てくるいろいろな不快な症状を更年期障害や更年期症状といいます。

 

閉経前後の45~55歳を「更年期」と言いますが、

最近、更年期のような症状で悩む30代の女性が増えているそうです。

これを「若年性更年期」と呼ぶのです。

 

若年性更年期の症状

 

・急に顔がほてる

・生理周期が乱れたり、不正出血がある

・太りやすくなった

・髪の毛にコシがなくなり、白髪が目立ってきた

・怒りっぽくイライラする

・物忘れが激しくなった

・落ち込んだり鬱になったりすることがある

・疲れやすく疲れがとれない

・集中力の低下ややる気が出ない

 

上記にいくつチェックがつきましたか?

これらは全て更年期に現れる症状です。

30歳代の方でもたくさんチェックがついた場合は、もしかしたら若年性更年期障害かもしれません。

上記の症状のほかにも、のぼせやほてり、生理不順、肌のかさつき、頭痛やめまい、不安感などが現れることもあります。

 

 若年性更年期の原因

 

体質や生活習慣、食生活なども症状に大きく影響します。

普段から体調を崩すと、生理不順などのトラブルが起きやすい方や飲酒、喫煙、肥満や痩せすぎ、睡眠不足、運動不足の方は症状が出やすい傾向があるようです。

45~55歳で起こる更年期障害は、閉経とともに卵巣機能が低下してホルモンのバランスが変わるために起こります。

いっぽう若年性更年期障害は、卵巣機能は正常なのですが30代でも更年期障害と同じような症状が出てしまいます。

原因は、ストレスや無理な ダイエット、不規則な生活などで自律神経のバランスが崩れてしまい、ホルモンバランスにも影響が出てしまうからと考えられています。

ただ、まれに早期閉経(40歳未満で卵巣機能が低下して無月経になること)によって起こる場合もあります。

 若年性更年期の改善方法

 

では、 どうやって改善すればよいのでしょうか?

婦人科では、低用量ピルを用いてホルモンバランスを整えます。

 

漢方では、自律神経の乱れは「気」のめぐりが悪くなった状態と考えるので気の流れをスムーズにして、巡りを良くすることで自律神経の乱れを整えます。

漢方薬は、気のめぐりをよくする逍遥丸(しょうようがん)四逆散(しぎゃくさん)などを用います。

 

気のめぐりが悪くなることで、「血」のめぐりまでもが悪くなっている場合には冠元顆粒(かんげんかりゅう)駆瘀血丸(くおけつがん)などの血のめぐりを改善する漢方薬を併用します。

 

「血」のめぐりが悪いだけでなく、「血」が不足している場合には補う必要もあります。「血」は心と体に栄養や潤いを与えて、エネルギーの元になる「気」を全身に届ける働きをしています。「血」が不足すると、脳へもしっかりと栄養が行かず、イライラや落ち込みやすいなどの症状を引き起こすのです。

漢方薬は、「血」を補う婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)や四物湯(しもつとう)などを用います。

 

それと同時に、女性ホルモンのバランスをコントロールしている「腎」を補うことでホルモンのバランスを整えていきます。

漢方薬では、六味丸(ろくみがん)八味丸(はちみがん)などが有名ですが、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)や双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)などの動物生薬が入った処方の方が症状の改善が早いようです。

 

 

 生活習慣を見直そう

 

薬を使って若年性更年期障害の症状を改善することも大切ですが、もっと大切なのは生活習慣を改善することです!

・ストレスをため込まないように気分転換の方法を見つける

・夜は11時には就寝して女性ホルモンの分泌を良くする

・十分な気と血を作り出せるように、バランスの良い食事をきちんと摂る

・食事はよく噛んでゆっくりと食べるようにする

・体冷やさない

ご自分でできることもたくさんありますよね。

もしかして若年性更年期かな・・・?と感じたら

西山薬局・薬剤師ゆみこにご相談くださいね。

 

自律神経を整える鍼灸(はりきゅう)も有効

カラダに髪の毛より細い針を刺したり、程よく暖かく生薬ヨモギを使ったお灸も更年期障害のケアは得意です。

 

過労やリフレッシュには、鍼灸(はりきゅう)もいいですよ~。

西山薬局には直営の鍼灸治療院が併設しており、漢方と鍼灸(はりきゅう)を同時に体験できる県内唯一の施設です。

気になる方はチェックしてみてくださいね
 西山薬局附属鍼灸治療院・西山鍼灸院
http://niigata-hari.com/

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。 

新潟市中央区 漢方専門 西山薬局 薬剤師ゆみこでした。

 西山薬局公式ホームページ↓↓↓
http://www.kanpou-nishiyama.com

 西山薬局公式オンラインショップ「漢方のお茶屋さん」
http://store.kanpou2480.com/

 

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