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健康・美容法

2017.08.30

お肌はもちろん妊活にも直結する食事のオハナシ

西條弓子(にしじょう ゆみこ)/漢方専門薬局・管理薬剤師

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新潟市中央区 漢方専門 西山薬局 薬剤師ユミコです。

本日は「お肌」はもちろん、将来の「妊娠しやすさ」に直結する食事のお話しです。

 肌荒れは体のゴミ屋敷

ヒトのカラダは当たり前ですが飲んだものや食べたもので、構成されております。

当たり前のように健康でぴちぴちのお肌を維持するには、表面からフタをする化粧品だけではなく日々の食事が最も大事なのです。

普段の食べ物や飲み物がジャンクばっかり、食べ過ぎ・飲み過ぎで老廃物が溜まります。

すると体の外側に「ゴミ」を出したくなります。

そうなると肌は荒れ放題。

 

全身に栄養が巡っていれば肌はピチピチでツルツル。

ゴミが溜まって、栄養が届かなければ肌艶も悪くなり吹き出物が出てきます。

「内面からの美しさ」って、見てわかりますよね?!

中医学(中国伝統医学)の肌ケアは内臓の健康と表裏一体なのであります。

「肌は内臓(胃腸)の鏡」と昔からいいます。

 

・朝食を抜いてませんか?

面倒だからカタカナ系のワンプレートメニューになってませんか?

冷蔵庫には冷凍食品が多くないですか?

食事時間が不規則ではありませんか?

メニューの偏りはありませんか?

食べ方ひとつ見直すだけでも「食養生」を実践することができます

 

同じ味を食べる弊害もあります

中医学(中国伝統医学)でもっとも古い医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」にも食養生について多くの記載があります。

・酸味を多くとりすぎると胃が荒れて唇が乾きます

・苦みを多く摂りすぎると皮膚がカサカサに乾燥し体毛が抜けます

辛味を多く食べすぎると筋肉がひきつり爪に異常が現れます

塩味を食べすぎると血行が悪くなり顔の艶がなくなります

甘味を多く摂りすぎると肥えて身体のしまりがなくなり骨が弱くなります

2000年以上も前の古典にこのような記載があります。

 

肌コンディションの足をひっぱらないようにするには、バランスよく何でも食べること。

和食中心で旬のものを丸ごといただきましょう。

 

独身だからこそたくさん摂りたい葉酸(ようさん)

造血や細胞分裂を助けて、肌のターンオーバーに関与する葉酸(ようさん)。

ビタミンB群の一種であり、ホウレンソウ草の葉から発見されたことにより「葉酸」と名付けられました。知ってましたか?

 

葉酸(ようさん)は緑黄色野菜にたくさん含まれており積極的に摂ってもらいたい成分ではありますが茹でると成分が出てしまい、葉酸が半分に減ってしまいます。

便利なサプリメントで補給することも良いのですが、なるべく自然のままで摂りたいですよね。

実は海苔(大1枚)と

ほうれん草80グラムに含まれる葉酸の量が同じって知ってましたか?

問題なのは、どちらも一日に必要な量です。

でも、大丈夫。朝・昼・夕と三度の食事で海苔を食べれば何と一日に必要な量が摂れます。

繊維たっぷりな海苔は便秘にもgoodです♪

 

卵は自然に近いかたちで育った鳥の卵を

タマゴって昔から値段もさほど上がらず、食べてそこそこ美味しいし料理にも欠かせない存在でもあります。

日本人にとってはなくてはならない食材のひとつですね。

鶏卵は栄養価が高く良質な動物性蛋白質を豊富に含むほか卵黄にはビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・鉄・亜鉛・銅・リンなどのミネラルが豊富に含まれます。

近頃は有精卵と無精卵と両方手に入れることも可能です。

どっちのタマゴが栄養価が高いのでしょうか。

 

答えは・・・

 

 

 

「そんなに変わらない」そうです!?

 

 

ただ・・・家族で食べるとしたら安売りのタマゴは、何だか「安い訳」がありそうで、あまり食べる気にはならないです。

狭い鶏舎でせっせと餌を与えられ、時には抗生物質やビタミン剤も餌に混ぜられ・・・

鶏本来の一生を過ごせるわけもなく免疫力が弱ってインフルエンザになれば全滅してしまう。

そんな弱い生命力が自分の口に入るわけです(汗)

どうせタマゴを食べるなら、自然に近い環境で育てられた鶏のタマゴを食べたいものですね。

 

イライラ・ストレス・落ち込みには香味野菜を

月経前のイライラ、憂うつな気分、お腹の張り。当たり前だと思っていませんか?

情緒は中医学の理論でいう「肝」も深くかかわっております。

「肝」は「血」を貯蔵するだけでなく「量の調節」も行います。

また「肝」には気をスムーズに巡らす働きもあります。

 

精神的な活動、ストレスを調節し、肝気を疎通させ身体や心を伸びやかにする内臓なのです。

ストレスを解消させて発散させるには

アロマテラピーのような「香り」がポイントです。

菊の花、紫蘇(しそ)、ジャスミン、薄荷(ハッカ)、決明子(ケツメイシ)などをお茶にして飲んでみましょう。

 

アンチエイジングには楊貴妃が愛したクコの実(ゴジベリー)

生薬名では枸杞子(くこし)といい、ヨーロッパでは「ゴジベリー」といいます。

葉っぱは枸杞葉(くこよう)。根っこは地骨皮(じこっぴ)といい、煎じ薬(せんじやく)に用いられます。

漢方薬のバイブル「神農本草経(しんのうけいほんぞうけい)」にも枸杞の名が記載されており古くから不老長寿の効があるといわれます。

日本でも平安時代より強壮薬としてよく知られております。

上の写真は乾燥させたもので収穫前はこちら!!

 

赤く光沢がありプチトマトみたいに水分が豊富です。

枸杞子(くこし)の効能は補肝腎(ほかんじん)、補血(ほけつ)、明目(めいもく)中医学で言う「腎」は生殖器系も含みますので女性ホルモンを刺激するということです。

血液を養い、目を明らかにすることから枸杞子と菊花と六味地黄丸を合わせた「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」は飲む目薬の異名を持ちます。

火照りやすく汗をかきやすいアラフォー世代のアンチエイジングに通年で飲める漢方処方。

菊の花が火照りを冷ましてくれるので妊娠中の方や不妊治療が続き低温期が高めの方にも、おすすめの処方です。

ここ新潟市内のスーパーでも野菜コーナーで「枸杞の実」を見かけるようになりました。

スープに少々入れるだけでも薬膳のように体にとっても良いので毎日少量でも摂りたいものですね。

 

いかがでしたか?

食養生って意外に難しくないですよね!?

今日から実践しましょう。

 

生活習慣やスキンケアに気をつけてもニキビが気になる方は、皮膚病カウンセラーの薬剤師ゆみこにご相談ください。 

漢方薬・ スキンケア・ニキビ改善のための食事などアドバイスさせていただきます。 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。 

 

新潟市中央区 漢方専門 西山薬局 薬剤師ユミコでした。

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